リバティ2021AW秋冬コレクション「THE COLLECTABLES」より”モダニスト”をご紹介します。

2021年秋冬コレクションは４つのストーリーに沿って展開されています。
こちらの記事では最初のストーリー、「モダニスト」のラインナップをご紹介します。

モダニスト
まとめ

モダニスト

モダニストのストーリーの説明欄はこうなっています。

職人の誠実さ、ミニマリズム、静けさを反映した空間などを称賛するキュレーターにフォーカスしたストーリー「モダニスト」。この美学的思想は1950年代のフェスティバル・オブ・ブリテンから始まりました。デザインチームはジム・イーデが収集したミッドセンチュリーのアートや彫刻が展示されているケンブリッジにある彼の旧自宅からなるギャラリー、ケトルズ・ヤードからインスピレーションを得ました。このインテリアに使われている花は、その美しさを強調するために厳選した一輪の花が使われています。アーカイブのリノリウム版画のデザイン、幾何学模様の陶器、ヘンリー・ムーアやバーバラ・ヘップワースの印象的な彫刻、そして一輪のシャクヤクがこのストーリーにインスピレーションを与えました。
リバティジャパン公式HPより

モダニストの意味を調べてみました。

① モダニズムを信奉する人。近代主義者。 ② 現代的な風を好む人。新しがり屋。
コトバンクより

さらにモダニズムについて調べてみました。

19世紀末から20世紀前半にかけて、小説、詩、演劇、絵画、音楽、建築、映画(ただし、主に1920年代以降)、写真、ファッションなどの諸分野において展開された、伝統主義やリアリズムを排して内容、形式、手法の大幅な刷新を企図する運動の、包括的呼称。象徴主義、印象主義、キュビスム、ダダイズム(ダダ)、シュルレアリスムなどの前衛的芸術運動は、すべて広義のモダニズムに含めて考えることができる。その意味でモダニズムは、様式というよりもむしろ様式の模索それ自体であったのかもしれない(M.ブラッドベリ、J.マクファレイン『モダニズム』、1976年)。(1)19世紀的な安定した時間・空間構造の解体、断片化への志向、(2)意識の流れや無意識的記憶など、意識下の世界への着目、(3)方法意識の尖鋭化などが、その全般的な傾向である。それぞれの国、地域、文化圏で、モダニズムがいつまで継続し、どの段階でポストモダニズムに移行していったのかそうでないのか、についても議論が絶えないが、モダニズムのピークは、間違いなく、それが世界的同時性をもって展開された1920年代にあった。
(井上健東京大学大学院総合文化研究科教授／ 2007年)出典　(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について

ちょっとなんだか難しい文章が続きましたが、全柄全色を覗いてみましょう。